男性へのアドバイス
すごい早口で話す人っていますよね?
早口の人って、その人の親が早口であることが多いです。
親が英語を話していれば英語に慣れるのと同じで、早口だとそれが当たり前になるんですね。
実は私もそうでして、この癖がなかなか直りません。
滑舌の悪い人、モゾモゾとした話し方の人、早すぎて聞き取れない……これらは最悪と言ってもいいでしょう。
しかし、さんまさんを思い出してみてください。
あの人は早口ですし、滑舌もあまりいいとは言えません。
でもモテます。
面白いからです。
聞き取れなくても笑ってしまうし、それが味を出しているからなんですよ。
私は一度、自分が人と会話をしているところを録音してじっくり聞いたところ、すごく気持ち悪いという感想を自分に対して抱きました。
それくらいのことですから、癖を直すか笑いを頑張るかを選ばないと致命的です。
でも、笑いを取るのってそんなに難しいことではありません。
自虐でも不幸な話でも、面白おかしく話すことは簡単なんですよ。
要するに、マイナスの感情を表に出さないでありのままを話せばいいんです。
他人の不幸は蜜の味ではありませんが、不幸話って他人からすれば面白いものです(人が亡くなったとか病気になったとかは別ですよ)。
でも私は過去に半月もの間、 40度近くの熱を出していました。
とても笑い事ではありませんが、これを面白く話すことも可能です。
手術をしよう→怖いから嫌です→とりあえず点滴→就寝中、パンツもぐっしょりするほどの汗が一時間置きに起こる→翌日ケロリ。
体験したことのない人からしたら、なかなか興味深い内容だと思います。
ちなみにこの三日後にディズニーに行きまして、また一週間40度の熱が出たために上記のやり取りをもう一週しました。
当時は死にかけましたが、今だからこそ笑い話にできます。
友人には、「すげえな」、「バカだろ」と期待通りの反応をいただきました。
一人も心配した人はいません。
それは、心配させる話し方をしなかったからです。
半月間40度は酷いものですが、 話し手がずっと笑っていれば深刻さは伝わりません。
モテなかった、今までロクなことがなかったという人は、間違いなく自虐ネタが豊富なはずです。
言ってしまえば、他の人と違う笑いが取れるんですよ。
これほど大きなアドバンテージはありません。
私は自虐ネタで盛り上がることを意識しています。
自虐ネタ=ネガティブではありません。
どんな酷い事でも、面白いだろ? と言えば面白くなるんです。
ついでに言えば、ここで心配をしてくれる人は本当に良い人です。
異性にしても同性にしても、大切にしてください。
良い友人、出会いを見つける方法とも言えますね。